2018ビーチサッカー高校生大会開催(千葉)

2018年4月22日(日)

 

千葉県山武市井之内海水浴場にて、千葉県では初の開催となる高校生を対象としたビーチサッカー大会が行われた。

 

安房拓心高校、土気高校、長挟高校など高校サッカー部の選手ら8チームが参加し、記念すべき第一回大会の優勝を競った。

大会前には、ビーチサッカー日本代表の田畑 輝樹選手、後藤 崇介選手によるクリニックも開催され、ビーチならではの走り方や、ドリブル方法、浮き玉のパスなどすぐに試合に活きるテクニックのレクチャーをうけた。

現日本代表で、Aマッチ最多得点記録を持つエースストライカー後藤選手の、ダイナミックなオーバーヘッドキック。試合の中では、「後方からの浮き玉パスを胸でトラップして、ゴールのチャンスを狙う。」という。

初めはどのチームも砂に勢いを殺され、パスが通らず、シュートもゴールまで届かなかったり、アクロバティックなプレー時に接触をしてしまい、反則をとられ、キーパーと1対1になってしまう場面なども多く見られるなど、普段のサッカーとは異なる、ルールやピッチなどの勝手の違いに、試行錯誤する様子がうかがえた。

 

次第に順応し始める選手から、「グラインダーは通らないから(パスを)浮かせよう」などの声が聞かれるようになり、試合展開も変わり始める。オフサイドがない事を活かし、キーパーから相手ゴール前の選手へのロングパスを多様し始めるチームが増える。さらに、それに対応して守る相手に合わせ、空いたスペースをパスで攻める展開をみせるなど、ロングパス一辺倒な試合展開から、試合を重ねるごとに学びを深める様子がみられた。

 

砂浜に足を取られ、かなりの早さで体力が奪われていく中で、交代は多く、数多くの選手が出場機会を得て躍動していた。浮き玉のパスの精度をあげることはすぐには難しいようだったが、数少ないチャンスボールに、先ほどのクリニックで習ったばかりの胸トラップからのオーバーヘッドキックに果敢にチャレンジする場面もあった。

惜しくも得点シーンには繋がらなかったものの、そこから攻守をすぐに切り替えなくてはならない展開の早さは、普段のサッカーの試合にも経験として活きるだろう。


第3位 拓心高校A


準優勝 土気高校B


優勝 土気高校A


‖ 優勝チーム、キャプテン、監督コメント

 

 

【キャプテン 鶴谷 将也選手(3年)】

 

このビーチサッカーに向けて1ヶ月間くらい「とにかく走りきる」ことを目標に練習をやってきました。

今日の試合では、成果としてその練習の効果が出てきたことと、交代人数をうまく使って戦えたことが結果に繋がって良かったと思います。

 

2年ぶりの関東大会出場ということで、しっかりと前回よりもいい結果が出せるように、練習を怠らず、頑張っていきたいと思います。


‖ 「本当の技術が必要だから」

 【土気高校サッカー部顧問】石川 浩一先生

 

ここまでくるまでは、サッカーの練習の一環としてビーチサッカーをとりいれさせていただきました。

 

このビーチサッカー大会に向けては、浮き玉を中心としたトレーニングを行ってきました。今日のゲームの中では、あまり出せませんでしたけれども、少しは意識ができたかなと思います。

 

サッカーでも、雨が降ってグラウンドコンディションが悪く、足元が重たい時などのことも含めて、本当の技術が必要ですので、これをきっかけに、グラウンドでの練習の中でも、浮き玉、正確なトラップやキックが身につくとよいなと思っています。

 

今日のゲームでは、みんなで相談をして取り組もうということを話し、グループごとに、交代なども全部自分たちで考えて行いました。

他のチームとの力関係の中で、やり方がもう少し工夫できた方がいいかな?というところは、いくつも見えたんですけれども、負けたチームは、最後に勝ったチームのゲームを見ながら、少しは感じてくれたかな?と思います。

 

3年生はこの後、関東大会へ向け、ビーチの試合を観せるなどして、臨ませたいなと思います。

 

2年生、1年生に関しては、これをきっかけに、さらにビーチでの練習ができるように、こういった機会をできるだけ多くもっていきたいと考えています。

 

‖ 大会フォトギャラリー